バナナマン傑作選ライブ「bananaman Kick」に行った。
1994年から2008年の集大成ともいえる傑作選。(去年も傑作選をやったが、違うコント集)
※以下はネタバレを含みます。DVD発売まで知りたくない人は読まない方が。
っもうめっちゃくちゃに笑いました。少し声が出ちゃいました。ホントに面白かったんです。
私、3年くらい前からチケット取りはじめたんですけど、負け続けて、
今回が初ライヴになったんですが・・
1列10番、つまり『最前・どセンター』の席になっていまして。
会場はおなじみ俳優座だったわけなんですがまぁまぁ小さいハコなんですね。
しかしもう近い近い。
今PCの前に居る私と部屋のテレビの距離(1m30cm)くらいのとこで日村さんがゲロはいたり
設楽さんが号泣したりするんですよ。(もちろんコントの演技ですよ?w)
おそらく演るだろうなぁと思っていた「ルスデン」と「宮沢さんとメシ」が観られたのはよかったです。
しかし1本目の「宮沢さん」の時点でもう日村さんの声が擦れてるんがまるわかりなんですよw
頑張ってるなぁ、しかし相変わらず喉が弱いんだな・・とw
2本目「ルスデン」は、初演したときには携帯電話が普及していなかったのでケータイのくだりが追加。オークラさん(「3人目のバナナマン」とされる構成作家。本名:河野良)のとこが「海に行くからビデオ返しといて」から「スキーしに行くからDVD返しといて」に設定チェンジ。
日村さんのだらしない体形も含めて、時間の流れを感じるなぁ・・と。
しかしダークなコントです。初期バナナマンコントによくありましたね。「private stock」に収録されているコントはかなり好きなほうです。
3本目は「a scary story」。邦題:怖い話ってところでしょうか。
これが私的には今回1番笑ったコントです。なんかこう、冴えない設楽さんの演技がたまらなく好きなんですよ。好きなコントを挙げたら『設楽がダメなポジション』のコントが多くなるような気がします。今回のエントリのタイトルは、このコントの設楽さんのセリフです。
4本目「puke」は日村さんが酔っ払うとこから始まるんですが、最前の私と隣の女性は日村さんが出てきた瞬間笑ってましたwあれはおそらく最前でしか味わえなかったなぁ~。
会場はこのコントが一番ウケてたんかなと思います。途中でお香を焚くところがあるんですが、焚いたら実際に香りが漂ってくるというニクい演出。
元々演技力は凄くありますからよりリアルな日常喜劇に見えました。
ラスト5本目は「Fraud in Phuket」。日村さんの女装モノです。これは近くで見られて感動したなぁ。キモチ悪かったぁw(いい意味で)
バナナコントの最後は長尺で、じわ~っとあったかくなるストーリーが多いのですが、これもそういうモノで、なんかこう終わったあと本当にイイモノを見せてもらったなぁと感謝の意が沸々と沸いてくるのです。もうこれはただのお笑いじゃないぞと。バカ笑いだけするような見世物じゃないぞと。
感謝。バナナマンよ、ありがとう。8月の公演も必ず観に行きます。
もし、このブログを読んでくれた方で、少しでも興味が沸いたら、まずはDVDをレンタルでもして観てください。「Pepo kabocha」か「Sugar Spot」が初心者にはお勧めです。
物販ではTシャツ2枚と売れていない様子の記念切手を買った。一番欲しかったピンバッヂは買えなかった。再販希望。
# by aonr | 2008-04-08 01:56 | ライブ