風が吹く
bananaman live 2008 「疾風の乱痴気」へ行ってきました。
以下、若干のネタバレを含みます。
2008.8.8 15:00~
セットリスト
・Fu
・Bad Karma
・風の如く
・絵本
・Confunded
・赤えんぴつ
・Wild Chime
やはり1つ目は「ようこそいらっしゃいました」風なコント。
今回最初の笑いどころがしょうもない下ネタで笑ったww
ある意味一切工夫してない軽い漫才コントのような一品。いよいよ始まったなって感じ。
さぁ2本目。こっちは起承転結がはっきりしていて、暗転もないのにあれよあれよと切り替わっていく。後半のラッシュがめっちゃ面白かったです。オチの薄さはご愛嬌w
3本目。これは短いコントがお互い紡ぎ合ってるような一品。お二人の今までのコント作品の総決算みたいな印象を受けました。「private stock」収録の病院コントを思い出しました。
4本目。ここでバナナマンらしい意外・素敵オチコント。3本目の後のブレイクと一続きになってて、ぶっちゃけちゃうと日村さんが絵本を読んでいるんですけど、本当にこの人はコントのときはすごいなぁ、とww
読み方がめちゃめちゃ巧かったです。
今回の全体では一番好きです。
5本目は日村さんの独壇場。今回は全体的に設楽さんが日村さんを引き出しまくった演出だったんですが、ハンパない「疾風」でした。男・日村、凄かった。
赤えんぴつ。お馴染みのコンビの歌は今回も心地いいものでした。調子のいいときのが映像化されれば良いなぁww
ラストはいつも通り長尺のモノ。このラストを観ると、やっぱりこの二人じゃなきゃダメなんだなぁ・・と感じさせられます。設楽さんの返し、表情はホントに凄い。演技してるように見えない演技なんですよ。
今回のラストはオチがいつもより前向きだなぁと感じました。今までのは「とほほ・・」風なモノが多かったのですが。
これはバナナマンお二人の意思表示かな?TV露出がぐっと増えて意識が変わったのかもしれません。
以前、設楽さんがラジオで「最近、絶対すべりたくないと思うようになった。今まではただ自分がやりたいことだけやろうと思ってたけど」
非常に不安な一言でした。これからバナナマンのスタイルが変わってしまうのか、と。
しかし、今回も無事に「バナナマン」のコントを目に焼き付けることができました。
もちろん、見る人によって評価はだいぶ違うと思います。これは私の感想・考察なので。
今回も観られて良かった。本当に楽しかった。
これからも間違いなく追い続けます。お二人の作品を。
劇場から出て満足した私は、気が付けば上を向いて歩いていました。
気持ちが晴れ晴れし、空の青さにも久しぶりに気づいた。
六本木に吹くさわやかな風が、頬をなでていきました。
今回、グッズ購入はなし。チェリーパイのお二人が販売を手伝っているようでした。
by aonr | 2008-08-08 23:15 | ライブ