My ordinary dear place
・『SP』シナリオ本
発売から1年以上が経ったが、やっと読めた。
原案と脚本が金城一紀さん、私の大好きな作家さん。
その金城さんの脚本を、「ドラマにするにあたって改変した箇所を直さずそのまま」本にしたもの。
金城さんによる脚注が沢山載っていて、脚本家の中の設定が細かく書かれている。
作家というより、人間らしい感情が書かれていて面白かった。
スタッフや役者に対するイジリがキツめなのが印象に残った。
この人、穏やかじゃねぇな。でも不満なども素直に書いてるのがいい。
金城氏は大がつくほどの映画マニアで、中でもアクション映画が大好物。
そんな氏のアクションものはどうなるかなーとワクワクしてオンエア観ていたのを覚えている。
久しぶりに次週が楽しみな作品だった。もちろん、大好きな作家だから贔屓目なのだけれど。
脚注にかかれてた「カットされた・改変された」部分については、監督が本広克行ということで、やはり何かとTV的な演出を押し付けられたらしい。それに対して納得している部分、納得していない部分があるよう。
脚本家からしたらTV映えするから、とか、サービスショットを設ける、とかそういうの考えたくなかったんじゃないかなーと思う。あとは予算の問題とか、TVドラマじゃ描けないとことか。
金城さん、やっぱりあんたは映画でやるべきだよ。小説であんだけワクワクさせてくれんだから、ワクワクする映画も見せてくれよ。
SPは10年秋の映画化も決まってますんで、興味ある方は動画サイト、DVDなどでチェックしてみてください。
田中一郎のスピンオフ、早くやんないかなー
最近、大好きだった場所が、どんどん無くなっていく感じ。
ゴジ3安打5打点1HRおめ
イチローさん試合開始延期で見られない
by aonr | 2009-09-14 04:59 | 部屋